降り出した雨が窓に映る夜をなぞる優しい影が滲んでゆく眠れない理由じゃないけどそっと想い出の欠片 数えてみたくなった あの日から あなたは胸の奥にいて触れられそうなくらい傍に感じるけど逢いたいと思うほど距離が離れてしまう気付いた時には 背中しか…

月が満ちてゆく 夜を重ねるほど 溢れる想いが また逢える日を恋しくさせる 君は立ち上がり夜空を見上げて まるで何かを隠すように微笑んで見せたね このまま時間が動かなきゃいいのにな なんて意味ないこと呟きながら寄り添った 雲間から月明かり僕らを照ら…

寂しさが ふと押し寄せた夜 うまく寝付けずに 故郷から遠く離れた 場所で窓から静かな海を眺めてた 時に思い出は人を強くする そして時に人を弱くする もう戻れないのに 「やり直せたら」と見えない何かに 頼りたくなるんだ もう引き返せないのなら 前だけを…

memory ２人で作る幸せな日常 毎日が特別な日だけれど 今日は２つで１つになった そんな日だから 大好きなあの場所で過ごしたね 君からもらったアルバムには ２人の笑顔が眩しく咲いている 素敵な贈り物をありがとう 不器用な僕は君に何をしてあげられるかな…

クタクタな顔した帰り道 嫌な事ばっか思い出す 最近 失敗続きで先が見えなくなってた 雨で涙を流しながら 声にならない声を叫んだ 最近 ため息ばかりで何だか辛いよ 憂鬱になっても笑顔で過ごしても 時は平等に流れるものだよ 同じ時間を過ごすなら笑ってい…

雨上がりの公園で優しい香りの風が 心地よいリズムでブランコを揺らす 雨つゆのしたたる木々には嬉しそうに 小鳥がさえずるよ 君は滑り台を無邪気にかけあがり ちょっぴり近くなった空を見上げて キラキラ雲の光 繋がる先に 七色を見つけて にっこり微笑んだ…

窓から梅雨を感じた朝 そっと目を覚ますと辺りは まだ薄暗く小鳥の鳴く声かすかに 玄関を出ると小雨が妙に心地よくて こんな天気も悪くないと しばらく紫陽花を眺めていた さっきまで見ていた夢は 思い出せないけれど 何処か懐かしく優しい色をしていた 今日…

いつの間にか闇の中に 安らぎを覚えてしまった あなたは元の世界へ 連れ出そうとするけれど 私の目には日の光も優しい言葉も 同じくらい眩し過ぎて 溶けてしまいそうになるの 窓には朝も昼も夜も同じ景色 静かに映る輪郭を指で撫でた 理由の分からない涙が頬…

君がいなくなった世界を描いてみる お気に入りの100色いろえんぴつ取り出して 手に取ろうとしたけれど君がいない世界は 色の無い事に気付きました 赤いりんごは変わらず赤いと思っていた それなのにそれなのに 君と一緒に消え去ってしまった オレンジの夕日…

ねぇ この音が聴こえてる？ 空虚な街を彩る鼓動 あなたとだから歩いて行ける お願い 今は傍にいさせて 人々は慌ただしく 行き交うけれど 季節が急かされ 巡って行くけれど あなたとなら 目を閉じた世界でも 鮮やかな花を咲かせる 矢を射るよ ＝今日の１枚＝ …

ポポロ様 彼は最後の笛を吹いて打ちひしがれるように森へ入っていった彼は森に身を隠し闇になる少女はこっそりと笛の音を聴き彼の後ろ姿を見守っていた彼はすべてにさよならを言うけれど血の涙は銀の粉となり夜空に轟いた森は闘いを棄てた勇者を受け入れるが…

「迷ったら迷わず楽しい道へ行け!!」 ENE☆様より頂きました。 ﾟ・*:.｡..｡.:+・ﾟﾟ・*:.｡..｡.:+・ﾟ☆.。.:*・°☆.。.:* 今回はスキルや経験を売買できるアプリ 「ココナラ」で購入させて頂いた 名言をご紹介します。 「迷ったら迷わず楽しい道へ行け!!」 なぜか…

毎日が忙しく過ぎてゆくのにふとした瞬間 あなたが頭の中にいたりして 昨日の長電話 何を話したかなんて思い出せないのに２人でよく笑った事だけ覚えている あなたは私の傍にいますか？手の届く距離にいますか？ 触れようとするけど すり抜けそうで踏み出せ…

＝はじめに＝ 言の葉には魂が宿る。僕が紡ぐ詩が誰かの共感を得たり感動へ導いたり、はたまた何かしらの参考になる事が有れば幸いだとは思いますが…まぁ、そんな影響力が僕にあるとはコレッぽっちも思っていません。それでも真剣に、そして心を込めて詩を届…